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計画では地上40階建て、地下5階、高さでは約225mの超高層ビルとなっており、これは隣接するシネシティ広場(新宿区が管理)と合わせると、新宿東宝ビルに次ぐ規模。
用途としては劇場や映画館、ライブホールなどの娯楽施設に、訪日外国人を想定したホテルという複合施設に。地下のライブホールは最大約1500人、中層の劇場は約850席を予定しており、映画館は8つ程度のスクリーンという。着工は2019年度で、完成は22年度になる。
注目されるのは隣接される広場を客席と見立て、広場に面したビル壁面に大型画面と敷地内に屋外ステージが計画されている点。まちに開かれた施設が想定されているわけで、広場を運営するまちづくり団体「歌舞伎町タウン・マネジメント」と連携、さらなる賑わいを目指しているという。
また、同施設は災害時の防災拠点としても想定されている。具体的にはシネシティ広場に面した屋外ビジョンから防災情報を流すほか、劇場やライブホールでは最大約1700人の帰宅困難者を受け入れることを検討している。
訪日外国人をターゲットとしたホテルでは広さ、宿泊人数など様々なニーズに応えた客室を用意し、中間層のみならず、富裕層などの宿泊需要も取り込みたいとしている。
新宿エリアのホテルはこれまでも高い客室稼働率が続いており、いくらあっても足りないという状態。新宿ど真ん中のホテルは人気を集めることだろう。
加えて、1階には空港から直結するバスの乗降場、2階に待合スペースとして使えるラウンジも設置される。